家を購入するときに「最初に住宅展示場に行ってはいけない」という記事やYouTubeをよく見ますが、本当に最初に住宅展示場に行ってはいけないのか?家を購入した経験から振り返ってみようと思います。
なぜ、最初に住宅展示場に行ってはいけないと言われているか?
よく言われる「最初に住宅展示場に行ってはいけない理由」はこちらの3点。
- 優秀な営業担当に出会えない可能性が高い。
- モデルハウスはオプションだらけで参考にならない。
- 疲れるだけ。
など。実際にどうだったか、振り返りと検証をしてみます。
そろそろ家を買おうか? で、とりあえず住宅展示場に行ってみた。
そろそろ家を買いたいけど、、、とりあえず住宅展示場行ってみる?
いつかは1戸建に住みたいと考えていた私たち。
中古物件でもいいかなっと思い、インターネットで物件探しをするも、なかなかいい物件に出会わない。自分達の希望を実現するには注文住宅だなっと思い、まずは住宅ローンシミュレーションで返済額を調べたり。でも、ここから先、何をしたらいいのか分からないし、何も進まないので、とりあえず住宅展示場に行くことにしました。
行動しないと何もはじまらないしね!
初めての住宅展示場
初めての住宅展示場はとりあえず、大きめの住宅展示場にアポなしで行ってみました。一部のハウスメーカーは事前予約がないとモデルハウスに入ることができませんでしたが、1周回ってみて、気になったハウスメーカーに入ってみることにしました。
住友林業のモデルハウスへ
気になったハウスメーカーは住友林業。モデルハウスに入ると受付の方が
自由に中を見ていってください。
ということで、のんびりとモデルハウスを見学していたら、
私が担当営業です。よろしくお願いします。
来たな。営業さん!
住宅展示場では優秀な営業担当には出会えないのか?
住宅展示場で出会った住友林業の営業さんは若手で感じの良い好青年タイプでした。
- 明るくてハキハキしている。
- 人の話をちゃんと聞いてくれる。
- きちんとメモを取っていた。
第一印象「良い子だな。」という感じでした。住宅展示場で初めて出会ったこの若手営業さんが、わたしたちの担当になったのですが、今、振り返ってみるといい営業担当でした。
大事なことは、「わたしたちにとって優秀な営業担当」であるかどうか。
求める家は人それぞれ。誰にでも「優秀な営業担当」は、ハウスメーカーにほとんどいないです。仮に優秀な営業担当と言われる人に出会うことができたとしても、自分達の要望をきちんと伝えられなければ、良い提案はもらえません。
予算はいくらですか?土地はお持ちですか?ご要望をお聞かせください。いい提案しますよ!
まだ何も考えてなくて。。。
何も考えてないのか。。。今、忙しいから後回しだね。
全然提案がない。この営業、ダメじゃん!
どんな優秀な営業担当でも要望を教えてくれなければ、いい提案はできません。
住宅展示場に行く前に整理しておくべきこと。
一戸建てを購入した今、振り返ってみると、この4点については事前にきちんと整理していました。
- 希望する間取り
- 住みたいエリア
- 予算
- 購入時期
希望する間取り
当たり前のことではありますが、部屋数は何部屋必要なのか、何階建の家に住みたいのか、ぐらいは考えておかないといけません。このイメージがないと、大枠の予算が決まらず、予算が決まらないと何も進捗しません。
住みたいエリア
一戸建ての購入と合わせて土地も探すという人がほとんどだと思います。どのエリアに住みたいのかという希望をハウスメーカーの営業に伝えると大体の金額感を教えてくれます。希望する間取りと住みたいエリアで大体どのくらいの予算が必要かが見えてきます。
予算
住宅購入前にはきちんと家計(収入と支出)を把握しておくことをお勧めします。1戸建ての購入にあたっては土地と建物の費用以外に様々な諸経費がかかります。また、購入後も税金や修理費など賃貸住宅では不要であったコストが発生します。現状の家計をきちんと把握し、予算の上限はいくらぐらいなのかをイメージしておくことが大事です。現状の家賃と同じ額の住宅ローン返済額だから大丈夫というわけではないので注意が必要です。
購入時期
ハウスメーカーの担当は会社から目標(ノルマ)を課せられています。情報収集だけの客より、購入を検討している客を優先したいと思うのは当たり前のことです。いい提案を求めるのであれば、購入時期は明確に伝えてあげたほうがいいです。
優秀な営業担当に出会うことの重要性について
考え方や求めることは人ぞれぞれ。優秀な営業担当と言ってもいろいろなタイプがあります。当然、経験の少ない新入社員よりは経験豊富なベテランのほうがいいのではないかと思う気持ちはよく分かります。しかし、わたしたちの担当営業は若手でしたが、こちらの話をよく聞いて、わからないことはすぐに調べて回答してくれました。わたしたちにとっては素早く反応してくれた、若手営業さんが優秀な営業担当でした。
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